
<<TOPICS>>酪で一緒に働いてくれる仲間を募集しています【2021年受付開始 1/8〜2/28】
<<2016年9月14日 みかわdeオンパク>>
只今、「みかわdeオンパク」HPを開設しております。
<<2016年2月28日 朝日新聞に載りました>>
チーズ職人 斉藤慶子デビューです。Milks【ミルクス】錦橋店でご賞味下さい。
2016.3.16 Up
<<2015年10月13日(火)名古屋市中区 錦橋横にオープン>>
【新鮮 = 価値】作りたてフレッシュチーズが街中で味わえる牧場とのダイレクト提携で実現した飲食店「Milks(ミルクス)」
詳しくは 〜酪ロード〜 ヘ
2015.10.12 Up
<<農林水産省広報誌「aff(あふ)13年9月号」に掲載されました>> 2013.11.1 Up
<農林水産省 チャレンジャーズ チーム力で輝け 第76回>
http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1309/challenger.html
愛知県西尾市で酪農を営む、小笠原正秀さん(57)・和美さん夫妻と、正秀さんを師匠と仰ぐ北村克己さん(37)・道子さん(62)親子は、乳製品の加工を手掛けたいと思い、着々と準備を進めてきました。
正秀さんと克己さんは、愛知中小企業家同友会の勉強会で経営を学び、道子さんと和美さんは、九州や静岡県の乳製品加工の先進地へ、視察に行ったりしました。それは、〝乳を搾っておしまい〞の酪農ではなく、「新鮮な牛乳のおいしさをもっとたくさんの人に知ってもらい、酪農の価値を高めたい」という思いを抱いていたからです。
そんな4人の背中を押す契機となったのが、地元に道の駅がオープンしたことです。「道の駅で私たちの乳製品を売ろう!」と、平成21年、4人で合同会社「酪」を設立しました。
性別と年齢の異なる4人の意見から、消費者のニーズが……
4人は商品を作るにあたり、加熱殺菌した牛乳ではなく、搾りたての新鮮な生乳を使うことにこだわりました。そして、生乳のおいしさを生かせる加工品として、プリンを選びました。
もっとも苦労したのは味の加減です。年代も性別も異なる4人は、味の好みもバラバラ。意見がまったく一致しないまま、何度も話し合いました。「もっと甘いほうがいい」「これでは甘すぎる。後味がさっぱりしているほうが受けるのではないか」「もう少し生乳のおいしさを出せないか」――。正秀さんは、「男性陣と女性陣、上の年代と下の年代、それぞれからいろんな意見が出てくることで、多様な消費者ニーズの一端が見えたような気がします」と、振り返ります。
最後はそれらの意見を、加工担当の道子さんが集約。なによりも生乳のおいしさが味わえるように、甘さを抑えた「牛乳ぷりん」が完成しました。商品パッケージのデザインやポップ作りは、学生時代に美術を学んだ和美さんが担当しています。
生乳の濃厚な味わいが受けて、リピーターが増加中
販路開拓は、正秀さんと加工も担当する克己さんが担っています。「牛乳ぷりん」は地元の道の駅「にしお岡ノ山」のほか、現在、2か所の農産物や水産物直売所でも販売されています。地元住民や観光客を中心に、「甘さ控えめで、濃厚な生乳の味がおいしい。無添加なのも魅力です」というリピーターが増えています。
チーム力を発揮する秘訣はコレ!
小笠原さんと北村さんファミリーは、合同会社を設立して6次産業に取り組む際、将来の夢を文章にしておたがいの考えを共有しました。そして、単に作りたいものを作るのではなく、「経営の向上を図りたい」「酪農を地域産業に育てたい」「新たな酪農文化を創造したい」などの目標を実現するべく団結。良質な商品づくりをめざしました。

